LINEMOは家族割がないのにお得?家族でお得になる場合と損する場合をシミュレーションで解説
ソフトバンクやワイモバイルをすでに契約している方で、LINEMOへの乗り換えを検討したものの、家族割が適用できずに困ったことはありませんか?
結論、LINEMOには「家族割」が存在しないため、すでにソフトバンクやワイモバイルで家族割を適用させている場合、なかなか乗り換えに踏み切れないかと思います。
ですが、実はソフトバンクやワイモバイルで家族割を適用させている場合で、LINEMOに乗り換えて「損をするパターン」は、ひとつだけしかありません。
LINEMOは元々の料金設定が安いため、ほとんどの場合で家族割を適用させなくても得する可能性があります。
今回は、ソフトバンクやワイモバイルからLINEMOに乗り換えを検討している方向けに、どんなパターンであれば、いくらお得、または損するのかをシミュレーションで解説します。
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結論|LINEMOに乗り換えて損をするのはこのパターンだけ

LINEMOには「家族割がない」と聞くと、家族で使うと損をするように感じるかもしれません。
家族割がないことは公式サイトの「よくある質問」でも明言されています。
しかし結論から言うと、損をするパターンはかなり限定的です。
多くの家族にとっては、家族割がなくてもLINEMOに乗り換えるメリットの方が大きくなります。
実は、ソフトバンクまたはワイモバイルユーザーの場合、LINEMOに乗り換えて損をするのはこのパターンのみです。
ワイモバイルで「光回線セット割」を使っている家族
唯一、乗り換えることで損をする可能性が高いのが、ワイモバイルを契約していて、かつ自宅の光回線(ソフトバンク光やSoftBank Airなど)とのセット割を利用している家族です。
逆にそれ以外の場合、ソフトバンクで家族割や光回線セット割を併用していたり、ワイモバイルで家族割を適用させていても、LINEMOの方が月額料金は安くなります。
なぜワイモバイルの光回線セット割の場合だけ損をするのか?
ワイモバイルには「家族割引サービス」と「おうち割 光セット」という2つの割引がありますが、この2つは併用できません。
どちらか割引額の大きい方だけが適用される仕組みになっています。
- 家族割:毎月1,100円割引(主回線以外の副回線が対象)
- おうち割 光セット(A):毎月1,650円割引(家族全回線が対象)
おうち割 光セット(A)を適用させている場合、家族全員が毎月1,650円割引となりますので、この状態でLINEMOに乗り換えると、今よりも高くなってしまいます。
LINEMOの方が基本料金自体は安いものの、セット割が一切ないため、家族(2人以上)がLINEMOに乗り換えた場合、光回線割を補うほどの安さがなく、トータルでは高くなるためです。
ソフトバンクユーザーはどんな場合でもLINEMOの方が安くなる
ソフトバンクの「新みんな家族割」と「おうち割 光セット」は、ワイモバイルとは違って併用が可能です。
つまり、家族割とセット割の両方が同時に適用され、月々の請求から二重に割引されます。
- 新みんな家族割:毎月最大1,210円割引(3回線以上加入時、1人あたり)
- おうち割 光セット:毎月1,100円割引(家族全回線が対象)
- 合計:毎月2,310円割引(1人あたりの割引額)
たとえば家族3人以上が対象プランに加入している場合、新みんな家族割で1,210円、おうち割 光セットで1,100円、合計2,310円が1人あたり毎月割引されます。
一見、ワイモバイルより多くの割引額(2,310円)が適用されているように見えますが、それでもLINEMOに乗り換えると多くの場合トータルで安くなります。
理由は、割引前の基本料金自体がワイモバイルよりも高く設定されているためです。
2つの割引を合計しても、LINEMOの安さには届きません。
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そもそもLINEMOに「家族割」がない理由
LINEMOに家族割がないのは事実ですが、これは「サービスが手薄だから」ではなく、LINEMOというブランドの成り立ちそのものに理由があります。
- オンライン専用ブランドだから複雑な割引を持たない
- 家族割がなくても元々の料金の安さでカバーしている
つまり、LINEMOはあえて家族割や光回線割を導入しておらず、「シンプルな料金設定で安い」という設計になっています。
ここでは、実際にLINEMOが料金を安くできている完全Web申し込みの仕組みや、料金プランについて解説します。
オンライン専用ブランドだから複雑な割引を持たない
LINEMOは、実店舗を持たず、申し込みから契約後のサポートまで、基本的にすべてWeb上で完結する仕組みになっています。
この「店舗を持たない」という運営スタイルが、家族割がない理由に直結しています。
家族割のような複数回線の割引サービスを提供するには、誰と誰が家族のグループに属しているかの管理が必要になり、家族関係を証明する書類の確認も必須になります。
このような仕組みは、オンライン上で行う場合、申請者にとっても確認側にとっても手間になるため、意図的に家族割を導入していない可能性が高いといえます。
そのため、実際にLINEMOへ申し込む際は、Webから個別で申し込む形になります。
ただし、家族の中には「自分でWeb上での手続きをするのが難しい」という場合もあるかと思います。
そんなときは、代表者の名義で、最大5回線までまとめて持つことも可能です。
- 代表者の名義で最大5回線まで契約可能
- 代表者が5回線分の申し込み手続きを行う
- 代表者が支払いや料金プランの変更などを行える
名義を代表者にすることによって、料金の支払いやプラン変更などを代表者が操作して行えるようになります。
ただし、この場合でも、5回線が一気に開通するわけではなく、各回線ごとに個別の申し込み手続きが必要となります。
代表者の一括契約は、あくまで「代表者がまとめて申し込み・管理が行える」だけで、申し込み手続きの手間は変わりません。
家族割がなくても元々の料金の安さでカバーしている
LINEMOはソフトバンクやワイモバイルに比べて、元々の料金設定が安いため、家族割がなくてもLINEMOに乗り換えた方がむしろ安くなる可能性があります。
| プラン名 | データ容量 | 月額料金 |
|---|---|---|
| ベストプラン | ~3GB | 990円 |
| ベストプラン | 3GB~10GB | 2,090円 |
| ベストプランV | 30GB | 2,970円 |
LINEMOには「従量課金制のベストプラン」と、30GB+5分以内の国内通話無料が付いた「ベストプランV」の2つがあります。
ベストプランを契約した場合、使用したデータ容量に応じて月額料金が変わる仕組みです。
ソフトバンクやワイモバイルの料金と比べると、元々の料金が安いため、家族割や光回線割を適用させた場合と、実質料金が同じかそれより安くなることが多くなります。
ただし、LINEMOには2プランしかないため、次のようなデータ容量を求めている場合は要注意です。
LINEMOではカバーできないデータ容量
- 15GB~25GBのデータ容量
- 30GB以上のデータ容量
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ソフトバンクからLINEMOに乗り換える場合のシミュレーション
ここでは、ソフトバンクを契約している家族が、LINEMOに乗り換えた場合にどれくらい料金が変わるのかを、具体的な金額で見ていきます。
「家族割のみ」のケースと「光回線セット割+家族割」のケースに加えて、一部の家族のみがLINEMOへ乗り換えた場合の3パターンで比較します。
- 家族割適用中のソフトバンクからLINEMOへ乗り換えたパターン
- おうち割光セットと家族割を併用中でLINEMOへ乗り換えたパターン
- 家族割適用中で一部の家族のみがLINEMOへ乗り換えたパターン
家族割適用中のソフトバンクからLINEMOに乗り換えた場合
ソフトバンクの主要プランとなる「メリハリ無制限+」「ペイトク30」を契約中で、なおかつ家族割を適用中のケースで、LINEMOに乗り換えた場合は次の通りです。
| サービス | プラン | 元の月額料金 | 家族割適用後 | LINEMOとの差額/1人あたり |
|---|---|---|---|---|
| メリハリ無制限+/ペイトク30 | 7,425円 | 6,215円 | ー | |
| ベストプランV(30GB) | 2,970円 | ー | -3,245円/月 | |
| ベストプラン(〜10GB) | 2,090円 | ー | -4,125円/月 |
30GBまで使う人がLINEMOベストプランVに乗り換えた場合でも、1人あたり月3,000円以上安くなる計算です。
データ使用量が10GB以内で収まる人であれば、差はさらに広がります。
家族割で1,210円割引されていても、それを差し引いた後の金額自体がLINEMOよりもかなり高いため、割引適用中であっても乗り換えのメリットは十分にあるというのがポイントです。
おうち割光セットと家族割を併用中のソフトバンクからLINEMOに乗り換えた場合
次に、家族割に加えて「おうち割 光セット」も併用しているケースです。
ソフトバンクでは、この2つの割引を同時に適用できるため、1人あたり合計2,310円(家族割1,210円+おうち割1,100円)の割引を受けられます。
| サービス | プラン | 元の月額料金 | おうち+家族割割適用後 | LINEMOとの差額/1人あたり |
|---|---|---|---|---|
| メリハリ無制限+/ペイトク30 | 7,425円 | 5,115円 | ー | |
| ベストプランV(30GB) | 2,970円 | ー | -2,145円/月 | |
| ベストプラン(〜10GB) | 2,090円 | ー | -3,025円/月 |
2つの割引をフルに使っていても、LINEMOベストプランVと比べて1人あたり月2,000円以上、10GB以内のプランと比べれば3,000円以上の差が残ります。
光回線セット割を併用していても、ソフトバンクの場合は乗り換えによる損は基本的に発生しません。
ソフトバンクを契約したまま一部の家族がLINEMOに乗り換えた場合は?
ここまでは「家族全員でLINEMOに乗り換えた場合」の比較でしたが、一部の家族だけがLINEMOに移行し、残りはソフトバンクに残るケースでは、少し注意が必要です。
結論から紹介すると、家族の一部だけがLINEMOに乗り換えた場合でも、「家族全体の料金」としてはLINEMOに乗り換えた方が安くなり、損をすることはありません。
- 1人:0円(割引なし)
- 2人:660円/月
- 3人以上:1,210円/月
ソフトバンクの家族割は、3人以上だと毎月1,210円割引となりますので、家族が4人以上いた場合、1人がLINEMOに乗り換えても割引額に影響はありません。
つまり、影響があるのは家族3人がソフトバンクを契約しており、そのうち家族の1~2人がLINEMOに乗り換え、残りの家族1~2人がソフトバンクを継続した場合です。
| 項目 | 3人がソフトバンク | 1人がLINEMOへ移行 | 2人がLINEMOへ移行 |
|---|---|---|---|
| 家族割の割引額 | 1,210円/月 | 660円/月 | 0円 |
| SB残留者の月額 | 6,215円 | 6,765円 | 7,425円 |
| SB残留者の負担増 | ー | +550円/人 | +1,210円 |
| LINEMO移行者の月額(ベストプランV) | - | 2,970円 | 5,940円 |
| 家族合計 | 18,645円 | 16,500円 | 13,365円 |
| 移行前との差額 | - | -2,145円 | -5,280円 |
家族全体で見れば、1人がLINEMOへ移行した場合でも、2人が移行した場合でも、トータルの通信費は安くなります。
注意すべき点は、1人だけソフトバンクを継続した場合、家族割が一切適用できなくなるため、毎月1,210円プラスとなることです。
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ワイモバイルからLINEMOに乗り換える場合のシミュレーション
ワイモバイルは、ソフトバンクと同じグループでありながら、家族割・セット割の仕組みが異なります。
特に「家族割とおうち割が併用できない」という点が、乗り換えの損得を左右する重要なポイントです。
ここでは「家族割のみ」のケースと「光回線セット割」のケースに分けて、LINEMOとの料金差を見ていきます。
- 家族割適用中のワイモバイルからLINEMOへ乗り換えた場合
- おうち割光セット適用中のワイモバイルからLINEMOへ乗り換えた場合
- ワイモバイルのおうち割を適用中でもLINEMOの方が安くなるケース
家族割適用中のワイモバイルからLINEMOへ乗り換えた場合
まずは、光回線セット割を使わず、「家族割引サービス」のみを適用している家族のケースです。
ワイモバイルの家族割は主回線には適用されず、2回線目以降(副回線)が1人あたり1,100円割引されます。
| サービス | プラン | 元の月額料金 | 家族割適用後 | 家族3人の合計金額 |
|---|---|---|---|---|
| シンプル3 M(30GB) | 4,378円 | 副回線のみ-1,100円割引 | 10,934円 | |
| ベストプランV(30GB) | 2,970円 | ー | 8,910円 | |
| 差額 | −2,024円/月 | |||
| シンプル3 S(5GB) | 3,278円 | 副回線のみ-1,100円割引 | 7,634円 | |
| ベストプラン(〜10GB) | 2,090円 | ー | 6,270円 | |
| 差額 | −1,364円/月 |
3人家族でシミュレーションした場合、ワイモバイルのシンプル3 M(30GB)とシンプル3 S(5GB)どちらの場合でも、LINEMOの方が約1,400円~2,000円程度安くなります。
どちらのプランもLINEMOと比較すると、月額1,188円~1,408円の差額があるため、家族が何人であっても家族割適用時より、LINEMOに乗り換えた方が安くなります。
家族が多いほどLINEMOへの乗り換えると料金が安くなる計算となります。
| 家族の人数 | シンプル3 M/ベストプランV | シンプル3 S/ベストプラン(~10GB) |
|---|---|---|
| 2人 | −1,716円/月 | −1,276円/月 |
| 3人 | −2,024円/月 | −1,364円/月 |
| 4人 | −2,332円/月 | −1,452円/月 |
| 5人 | −2,640円/月 | −1,540円/月 |
おうち割光セット適用中のワイモバイルからLINEMOへ乗り換えた場合
次に、家族割の代わりに「おうち割 光セット(A)」を適用しているケースです。
おうち割は主回線・副回線を問わず、全回線が1人あたり1,650円割引されます。
| サービス | プラン | 元の月額料金 | おうち割適用後 | 家族3人の合計 | ワイモバイルとの差額 |
|---|---|---|---|---|---|
| シンプル3 M(30GB) | 4,378円 | 2,728円 | 8,184円 | ー | |
| ベストプランV(30GB) | 2,970円 | ー | 8,910円 | +726円/月 | |
| シンプル3 S(5GB) | 3,278円 | 1,628円 | 4,884円 | ー | |
| ベストプラン(〜10GB) | 2,090円 | ー | 6,270円 | +1,386円/月 |
どちらのケースでも、おうち割 光セットを使っている家庭はLINEMOに乗り換えると高くなります。
特にシンプル3 S(低容量帯)の方が、割引後の金額とLINEMOの差が開くため、より損失額が大きくなる結果です。
シンプル3 M / ベストプランVの場合
- 4,378円 / 2,970円 = 差額1,408円
シンプル3 S / ベストプラン(~10GB)の場合
- 3,278円 / 2,090円 = 差額1,188円
ワイモバイルとLINEMOでは、どちらのプランの場合でも、料金差が最大で1,408円となり、おうち割光セットは1,650円割引となるため、全回線割引適用できるワイモバイルの方が安くなります。
- 家族割のみ:割引額が小さい(主回線は0円)→ LINEMOの方が安い
- おうち割:割引額が大きい(全回線1,650円)→ ワイモバイルの方が安い
ワイモバイルのおうち割を適用中でもLINEMOの方が安くなるケース
ワイモバイルのおうち割適用中でも、LINEMOに乗り換えることで安くなるケースは、「シンプル3 S(5GB)からベストプラン(~3GB)に加入した場合」です。
| サービス | プラン | 元の月額料金 | おうち割適用後 | 家族3人の合計 | ワイモバイルとの差額 |
|---|---|---|---|---|---|
| シンプル3 S(5GB) | 3,278円 | 1,628円 | 4,884円 | ー | |
| ベストプラン(〜3GB) | 990円 | ー | 2,970円 | -1,914円/月 |
この場合、実質データ容量が2GB減ってしまうものの、月額1,914円の差額があるため、LINEMOの方が大幅に安くなります。
現状でワイモバイルの5GBを持て余しており、自宅や職場で安定的にWi-Fiに接続できる場合は、LINEMOへ乗り換えることでお得になる可能性があります。
ただし、LINEMOのベストプランは従量課金制となり、3GBを少しでも超えた場合は10GBと同等の2,090円が発生します。
- 1人が10GB、2人が3GB以内 → LINEMOが−814円/月お得になる
- 2人が10GB、1人が3GB以内 → LINEMOが+286円/月高くなる
家族1人が3GBを超えてしまい、残りは3GBに収まっていた場合はLINEMOの方が月814円安くなりますが、逆に2人が超えてしまった場合は月286円ワイモバイルより高くなります。
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LINEMOへの乗り換えをおすすめしないケース
ソフトバンクやワイモバイルからLINEMOに乗り換える場合、料金だけで見ればほとんどのケースで乗り換えた方がお得になります。
しかし、単純な料金比較だけでは判断できない場合もあります。
ここからは、LINEMOに乗り換えるのをおすすめしないケースについて詳しくご紹介します。
LINEMOへの乗り換えをおすすめしないケース
- 必要なデータ容量のプランがそもそも存在しない場合
- 月ごとにデータ使用量にばらつきがある場合
- 家族の一部だけがLINEMOに移行する場合
必要なデータ容量のプランがそもそも存在しない場合
LINEMOのプランは最大でも「ベストプランV」の30GBまでです。
そのため、月30GBを超えてデータを使う人には、そもそも選べるプランがありません。
特に該当しやすいのが、ソフトバンクの無制限プランを利用している場合です。
- メリハリ無制限+
- ペイトク2(無制限)
- データプランテイガク無制限
これらのプランを契約しており、動画視聴やテザリングなどで実際に毎月30GB以上使っている場合、LINEMOに乗り換えると通信容量が明らかに不足します。
追加でデータを購入する形になれば、結局LINEMOの「安さ」のメリットも失われてしまいます。
該当する家族がいる場合は、その人だけソフトバンクやワイモバイルの大容量プランに残し、他の家族だけLINEMOに乗り換えるという選択肢も検討しましょう。
月ごとにデータ使用量にばらつきがある場合
LINEMOのプランは、余ったデータ容量を翌月に繰り越すことができません。
月をまたぐと、その月に使わなかった分は消えてしまいます。
これは、月によって使用量が大きく変動する人にとってはデメリットになり得ます。
データ使用量のばらつきが起きやすいケース
- 普段は3GB程度で足りるが、旅行や出張の月だけ10GB近く使う
- 在宅ワークの日が多い月と、出社が多い月でデータ使用量に差がある
このようなケースに該当する場合は、少ない月に合わせてプランを選ぶとデータ不足になり、多い月に合わせて上位プランを契約すると、使わない月は割高になってしまいます。
一方、ソフトバンクやワイモバイルの一部プランには、余ったデータを翌月に繰り越せるオプションが用意されています。
月々の使用量が安定しない人は、繰り越しができない点をあらかじめ理解した上で、余裕を持ったプラン選びをする必要があります。
家族の一部だけがLINEMOに移行する場合
家族全員ではなく、一部の家族だけがLINEMOに乗り換えるケースでは、注意すべき点が2つあります。
- 残された家族の負担額が増える可能性がある
- 抜ける人が家族割引グループの中でどの立場かによって手続きが変わる
ソフトバンクの新みんな家族割は、家族割引グループの人数によって割引の段階が決まる仕組みです。
人数が減ることで割引の段階が下がると、残った家族の月額料金がその分上がってしまいます。
ワイモバイルの場合も、主回線が抜けると仕組み上、副回線の割引が外れる可能性があるため、どちらの場合も事前に負担額を試算しておくことが大切です。
抜けた人が子回線(副回線)の場合
その回線が家族割引グループから抜けるだけなので、特別な手続きは不要です。
自動的にグループから外れ、残りの家族の割引はそのまま継続します。
抜ける人が親回線(主回線)の場合
家族割引グループの土台となっている回線がなくなるため、残された家族側で手続きが必要になります。
親回線を家族の誰かに引き継ぐか、新たに親回線を立て直す対応が必要です。
LINEMOに乗り換えるタイミングはいつがお得?
ソフトバンクやワイモバイルからLINEMOに乗り換える場合、原則PayPayポイント還元などのキャンペーンは対象外となります。
しかし、その他の「事務手数料無料キャンペーン」や「トライアルキャンペーン」などは同ブランド内の乗り換えでも対象内になることがあります。
適用できるキャンペーンは多くないものの、できるだけお得に契約したい、という方はぜひこのキャンペーン期間中に申し込むことをおすすめします。
事務手数料無料やトライアルキャンペーン開催時がおすすめ
事務手数料無料キャンペーン
契約時にかかる3,850円の事務手数料が無料になる。
トライアルキャンペーン
契約時にかかる3,850円の事務手数料が無料になる特典に加えて、2~3ヵ月の月額料金も無料になる。
※キャンペーン内容は一例であり最新の内容とは異なる場合があります。
これまで、LINEMOではさまざまなキャンペーンを開催しており、同ブランドから乗り換えの場合は、特にトライアルキャンペーン開催時がお得に契約できるチャンスです。
トライアルキャンペーンは契約時の事務手数料3,850円が無料となり、さらに契約後の2~3ヵ月は、月額料金が無料になる非常にお得なキャンペーンです。
月額料金の無料期間はキャンペーンによって異なり、さらにベストプランV(30GB)の場合は、無料になる場合と、大幅割引になる場合があります。
LINEMOの主なキャンペーン構成
LINEMOのキャンペーンは「通常特典」と「週替わり特典」に加えて、不定期で開催している「月替わり特典」の3つがあります。
| キャンペーン | 開催頻度 | 主な特典 |
|---|---|---|
| 通常特典 | 常設で更新は不定期 | PayPayポイント還元など |
| 週替わり特典 | 毎週更新 | ポイント増額、データ増量、事務手数料無料など |
| 月替わり特典 | 不定期で実施 | 抽選やコラボグッズの応募など |
ソフトバンクやワイモバイルから乗り換える場合、特に注目しておきたいのが「週替わり特典」です。
通常特典は対象外のことが多いですが、週替わり特典は同ブランドからでも対象内の場合があります。
また、「トライアルキャンペーン」は表のキャンペーン情報とは別で不定期で開催しているため、公式サイトを定期的にチェックしておくと良いでしょう。
LINEMOに乗り換えるときに注意しておきたいポイント
LINEMOに乗り換えるときに特に注意しておきたいのは、次の2つです。
- 1年以内に解約すると契約解除料990円~1,100円が発生する
- ソフトバンクやワイモバイルに戻るときは契約事務手数料3,850円が発生する
「思ったのと違った」となってしまい1年以内に解約した場合、契約解除料としてベストプランは990円、ベストプランVは1,100円が発生します。
加入から1年以降の契約解除であれば、契約解除料は発生しません。
また、ソフトバンクやワイモバイルへ戻る場合、新たに契約する必要があるため、契約手数料として3,850円かかることになります。
もし他の格安SIMを契約した場合でも、契約時には同額の手数料が発生することがあります。
そのため、可能な限り短期で乗り換えることがないよう事前にLINEMOのメリット・デメリットを把握しておきましょう。
家族でLINEMOに乗り換えるときの手順
料金比較で「乗り換えた方がお得」という結論が出たら、次は実際の手続きに進みます。
ここでは、LINEMOでの契約内容の確認から申し込みまでの流れを、4つのステップで解説します。
- 現在の契約内容を確認する
- LINEMOの料金プランやキャンペーンを確認する
- LINEMO公式で「動作確認端末」を確認する
- LINEMOへ申し込み(代表一括契約・個別契約)
現在の契約内容を確認する
最初にやるべきことは、家族全員の現在の契約内容を正確に把握することです。
ここが曖昧なまま手続きを進めてしまうと、想定外の割引消滅や、残った家族への負担増に気づかないまま乗り換えてしまうことになりかねません。
確認すべきポイントは、主に次の4つです。
- 契約しているブランドとプラン名
- 適用中の割引の種類と割引額
- 家族割引グループ内での自分の立場
- 実際のデータ使用量
これらを家族全員分洗い出しておくことで、次のプラン選びがスムーズになります。
LINEMOの料金プランやキャンペーンを確認する
現在の契約状況を把握したら、次はLINEMO側でどのプランを選ぶかを決めます。
LINEMOの料金プランは、実際のデータ使用量に応じて選びましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 使用回線 | ソフトバンク回線 |
| 月額料金 (音声+データ+SMS) | 【LINEMOベストプラン】 〜3GB:990円 〜10GB:2,090円 【LINEMOベストプランV】 30GB:2,970円 |
| 容量追加料金 | 1GB:550円 |
| 通話料 | 22円/30秒 |
| かけ放題オプション | 【ベストプラン向け】 5分以内かけ放題(通話準定額):550円 時間制限なし(通話定額):1,650円 【ベストプランV向け】 5分以内かけ放題:0円(プランに含む) 時間制限なし:1,100円 |
| 実質平均速度 | 下り:114.99Mbps 上り:18.42Mbps ※みんなのネット回線速度より |
| 制限速度 | 【ベストプラン】最大300kbps (15GB超は最大128kbps) 【ベストプランV】最大1Mbps (45GB超は最大128kbps) |
| データ繰り越し | なし |
| テザリング | 対応 |
| 5G対応 | 対応 |
| 初期費用 | 契約事務手数料:3,850円 MNP転出手数料:0円 初月基本料:日割り ご利用開始月の月額基本料金:0円 (※SB/YM/LINEモバイルからの乗り換えは初月0円特典あり) |
| 契約期間 | なし |
| 解約金 | ベストプラン:990円 ベストプランV:1,100円 ※加入から12カ月以内の解約時に発生 |
| カウントフリー | あり(LINEアプリのトーク・通話のデータ消費ゼロ) |
LINEMO公式で「動作確認端末」を確認する
LINEMOは、契約時に端末とセットで購入する仕組みを持たないブランドです。
そのため、基本的には今使っている端末をそのまま使い続けるか、自分で端末を用意する必要があります。
乗り換え前に必ず確認しておきたいのが、LINEMO公式サイトに掲載されている「動作確認済み端末」の一覧です。
現在使っているスマートフォンの機種名を検索し、LINEMOでの動作が保証されているかをチェックしましょう。
特に注意したいのが次のようなケースです。
ソフトバンク・ワイモバイルで購入した端末
SIMロックがかかっている場合があるため、事前にロック解除が必要な場合があります。
他社(ドコモ・au・格安SIMなど)で購入した端末
動作確認端末に載っていても、SIMロックの解除が必要な場合があります。
家族の端末がバラバラ(機種・購入時期が異なる)
家族一人ひとりの端末について、個別に動作確認を行う必要があります。
家族の人数が多いほど、確認すべき端末の台数も増えるため、このステップは時間に余裕を持って進めておくことをおすすめします。
LINEMOへ申し込み(代表一括契約・個別契約)
動作確認と端末の準備が済んだら、いよいよ申し込みです。
LINEMOには家族全員をまとめて申し込む専用の窓口はなく、回線ごとに個別に申し込む形になります。
ただし、契約の名義については2つの選び方があります。
① 代表一括契約(同一名義で複数回線を持つ方法)
代表者(親や世帯主など)の名義で、家族の回線をまとめて契約する方法です。
LINEMOは同一名義で最大5回線まで契約できるため、未成年の子どもの回線などをまとめて管理したい場合に向いています。
② 個別契約(家族それぞれが自分名義で契約する方法)
家族一人ひとりが、自分の名義でLINEMOに申し込む方法です。
支払いや契約者情報がそれぞれ独立するため、料金管理をシンプルにしたい家族や、成人した家族がそれぞれ独立して契約したい場合に向いています。
どちらの方法を選ぶ場合も、契約は1回線ずつ進める点は共通です。
特に、「親回線の契約者が抜けるケース」に該当する家族は、申し込みの順番(誰から先に手続きするか)にも注意しながら進めましょう。
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LINEMOの家族割に関するよくある質問
LINEMOには、ソフトバンクやワイモバイルのような家族割はありません。
オンライン専用ブランドとして、店舗運営や割引管理のコストをかけない代わりに、家族割なしでも安い基本料金を設定しているのが特徴です。
多くのケースでお得になります。
ソフトバンクやワイモバイルの家族割・光回線セット割を適用した後の金額と比較しても、LINEMOの基本料金自体が安いため、割引分を差し引いてもLINEMOの方が安くなる家庭がほとんどです。
ただし、ワイモバイルで光回線セット割(おうち割 光セット)を適用しており、かつ30GB前後のデータを使っている家庭は、乗り換えるとかえって割高になる場合があるため注意が必要です。
同一名義であれば、最大5回線まで契約できます。
ただし、これは「1回の申し込みで家族全員が一括開通する」という意味ではなく、回線ごとに個別の申し込み手続きが必要です。
LINEMOでは光回線のセット割はありません。
そのため、SoftBank光やSoftBank Airなどの固定回線を契約していて、その割引をフル活用している家庭がLINEMOに乗り換えると、割引分がまるごとなくなってしまう点に注意が必要です。
まとめ|LINEMOに乗り換えるべきかのチェックリスト
ここまで、ソフトバンク・ワイモバイルそれぞれのケースについて、LINEMOへの乗り換えで得をするパターン・損をするパターンを見てきました。
最後に、自分の家族が乗り換えるべきかどうかを、チェックリスト形式で確認しましょう。
| チェック項目 | 結果の目安 |
|---|---|
| ソフトバンクで家族割のみ適用中 | ◎ お得になる |
| ソフトバンクで家族割+おうち割を併用中 | ◎ お得になる |
| ワイモバイルで家族割のみ適用中 | ◎ お得になる |
| ワイモバイルでおうち割を適用中(かつ30GB前後使う) | ×割高になる |
| ワイモバイルでおうち割を適用中(3GB程度しか使わない) | ○お得になる可能性あり |
LINEMOに家族割がないという事実だけを見ると、家族で使うには不向きに思えるかもしれません。
しかし実際には、家族割・セット割を差し引いた後の金額同士で比較すると、多くの家庭でLINEMOの方が安くなるという結果になります。
まずは家族の利用状況を確認し、LINEMOの料金やデータ容量と比較してみることをおすすめします。
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